エストニアの税理士が消えた謎とは|世界最先端をいく北欧の国
こんにちは!今回はヨーロッパの小国「エストニア」から税理士が消えたある秘密について解説していきたいと思います。
そもそも税理士ってなに?
以下Wikipediaより
税理士は、独立した公正な立場において、申告納税制度の理念にそって、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることを使命とするとされ(同法1条)、業務として、他人の求めに応じ、各種税金の申告・申請、税務書類の作成、税務相談、税に関する不服審査手続き等を行う。
つまり税金を納める時に納税者のサポート専門的にをする仕事です。
エストニアの税金の秘密とは⁉
エストニアという国では他の先進国にはないある強みがあります。それは行政が最高レベルに電子化されているということです。
エストニアには「X-Road」と呼ばれる行政が国民をオンライン上で簡単管理することができるシステムがあります。このシステムは、オンライン選挙を可能にするなど、あらゆる面でエストニアの行政をささえています。
さらに国民の預金も把握しているため、取るべき税金を簡単に把握することができます。
よって国は国民からどんな金額の税金を取る必要があるかを明確にすることが出来ました。
もう一つ大きな理由がありました。
税システムの簡素化
エストニアは税金を国民が簡単に納められるように分かりやすくしました。
例えば日本であれば、累進課税と呼ばれる税率が変則的に変化していく仕組みとなっていますが、エストニアでは所得税が一律で20%となっており、簡単に税額をしることができます。
これに加えてオンラインで簡単に納税が可能なシステムが構築れており、こういったことで、エストニアの税理士は、個人相手にする仕事がなくなっていきました。
日本も見習う必要がある
日本での行政のオンライン化と言えば、デジタル庁が近年新設されます。エストニアで行われたレベルまでのことを、日本ができるまで一体何年かかるのかこれから注目するべきところであると思います。行政システムが簡単になることは確実に国民のメリットであると思うのでぜひ、エストニアを参考にして良いものを実現してほしいですね。