数学は意味ない・役立たない?絶対好きになる数学の魅力を解説
こんにちは、
今回は「数学が意味ない」とか、「実用性がない」だとか考えている学生や社会人の方を対象に数学の魅力を論理的思考(笑)でお伝えしていきます!
何故 意味ないと言われるのか
数学を嫌いな方がよく言うセリフに
「こんな計算生きてる中で使うことない」
これが一番多く言われていると思います。
こんな事を授業でしても意味ないという思考に陥ります。
確かに生活の中では三角形の面積なんか求めたいと思うことはないかもしれません。
ここで特に意味がないと思われるポイントをまとめてみます。
数学意味ないポイント
- 習う計算方法を使う機会がない
- 問題を解くのに時間がかかる
- 他の分野にほとんど応用が利かない
- 独自の記号が多く出てくる
- 話のネタにならない
以上を見る通り数学は他の教科に比べて独自の世界観を持っているように思います。
最初の「習う計算方法を使う機会がない」というのを考えてみます。
例えば、
友達と合流する時にA君がa駅を時速13㎞で出てB君がb公園を時速16㎞で出ます。
a駅からb駅までの道のりが3㎞で2人が同時に出発してから合流するまでの時間
を知りたいときに、わざわざ式を立てて求める人はいないと思います。こんなものは体感の時間で大丈夫なわけです。
数学は完璧主義
上の問題は式を立てることで正確な時間は出すことができますがそんなニーズはないわけです。
しかし数学ではそう言ったところにもきちんと目を向けて、答えを出そうとすることが基本です。
つまり数学はある意味では、完璧主義であるといえます。
徹底した数値化された答えを求める必要がある分野なので、それを生活で使うには確かに難しいと思います。
数学の魅力は考え方
上のところで言ったように数学には完璧主義的な要素が多くあります。
算数から数学へ
小学校では数学という名前ではなく似たような算数という教科があります。
算数と言えば九九や筆算など数値を正確に求める物が多いです。円周率も3.14で計算します。
しかし中学校に入ると数学としてⅹやy、πなど文字に置き換えることが増えます。
小学校の算数では数字を計算し正しい数値を出す練習が大事です。
それが数学になると文字を使って、文字に数字を代入すると正しい数値が出るというものになります。
この文字に置き換えるということが重要です。
つまり
算数は計算力を鍛える目的
数学は数字の考え方を学ぶ目的
がそれぞれあると言うわけです。
文字に置き換える意味
文字に置き換えるという作業にどういった意味があるのだろうか?
とりあえず何かに置いてみるという考え方が、
実は生活の中では、ようやく役に立ってくるのです。
例えば、人を評価するときにその人にいい所悪いところを見つけるために、その人の特徴と平均的な常識人の特徴とを、足し算や引き算的な考え方で、人を分析することができます。
数学の考え方が生むもの
以上のように数学の考え方にこそ、数学の最も大きな魅力があると思います。
数学的な直感を鍛えることで生活の中での判断力と言われるものが育つと思います。
世界の歴史を見ても数学ができる人が強者になっています。
例えば、ピラミッドを立てる際、
ピラミッドのバランスを計算できる人は奴隷にはなりません。
又、
動物的な社会でも、食べ物を分配する人は分配される人より、計算により分配する側に回れます。
よって数学を学習することには十分なメリットがあるといえます。
数学には興味を持った人や数学をより勉強したい人は、こちらの記事にある数学検定についてみてみてはいかがでしょうか。